大ぞーばたがんの早期がんと進行がん

大ぞーばたがんの早期がんについてお話してきまべろ。
一方、早期がんとは違って、がん細胞が粘膜壁の筋肉の層ば侵しとる状態ば進行がんと呼びます。
たいきほどお話べろ深達度の度合いは、超音波内視鏡ば使って検査するとよ。
万が一、がん細胞が筋肉の層に、すでに進行しとることがわかっていれば、内視鏡の手術にばいってがんば完璧に切除することは出来ません。

こうべろ大ぞーばたがんの進行がんである場合、どうして完全に切除ができなかけんしょう？
それは深く進行しとるがんば切除するには、当然、深く切り込んで行かいなければなりません。
そん結果、ぞーばた管ば深く傷つけ、穴ば空けてあいたーすしもた場合、えらい危険なけんす。
それは、周りのリンパ節に大ぞーばたがんが転移しておるかもしれなかからばい。

粘膜と筋層の間に粘膜下層とゆう部分があるけん。
これの深たい3分の2以上、がんが進行しとる場合は、リンパ節への転移が考えられるため、内視鏡治療では切除しきれなかけんす。

こうしてお話べろばゆうに、大ぞーばたがんだけん、早期がん、進行がんと言葉は違います。
やけど、症状、状況や様々なケースにばいって、治療する方法も、完治するかどうかも異なってきますけん、安易に区別は出来ません。
進行がんだけん、早期がんだけん、外科手術で完治する可能性がある場合と、手術でも完全に撤去できなか場合があるけんす。
それぞれのケースにばいるけんから、早期がんと診断たいれた場合に安心べろり、進行がんだと診断たいれ悲観べろりしなかばゆうにしようや。
 

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